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 2人が次に向かったのは、共信印刷の裏手、駐車場近くの「富士見湯」。まず2人の目をひいたのが、壁に貼られた縦2メートル幅1メートル程の紙に手書きで書かれた「銭湯の歴史その2」という壁新聞である。入浴を後回しにして読みふける2人。

王様: すごいですね。店主が書いたんでしょうか。
コマ: その2ということはその1があったんでしょうね。今後3、4と続くんでしょうか…。続きが読みたいですね。共信印刷で印刷して出したらどうでしょう…社長?。
▲入口にある壁新聞。この新聞は月1回、月末に張り出され、主に銭湯の歴史などを今の人に解りやすく説明しているものである。この銭湯の常連客がボランティアで作っているとのことだ。

などと言いながら、番台にお金を払って脱衣場へ。

王様: ここは昔ながらの銭湯ですね。天井も高いし、歴史的連造物とでもいいますか。

と2人は建物に興味を示しながら風呂場へと消える。

▲富士見湯脱衣場の天井。昔の銭湯は皆、このような作りの天井だった。
▲使い込まれ、黒光りしている番台(お金を置くところはすり減ってへこんでいた)、歴史を感じさせる。

そしてさっぱりした面持ちで共信印刷へ戻る道すがら。

コマ: どうもここは薪で沸かしていたらしいですよ。
王様: なんですか、パレットというんですか。壊れたパレットが薪になっていましたね。
コマ: こっち(文京区白山)に移ってきてびっくりしたんですけど、共信印刷の周りには製本屋や印刷関連の工場や会社がやたら多かったんですよ。パレットという印刷の紙を置く木の台が印刷屋にはあるんですけど、「富士見湯」さんの周りにも印刷屋さんが多いですからね。今、ほとんどの銭湯が重油を燃料にしてるんですけど、「富士見湯」さんは燃料に恵まれていますね。
王様: 薪で炊く分、お湯が熱くて、独特のピリッという、お湯に入る者を簡単に入らせない湯のプライドのようなものを感じましたね。私たちのような、一見さんに洗礼を浴びせる、みたいなね。「あちちち、ピリピリするぅ」みたいなね。あと、いいなと思ったのは、話してる内容はわかりませんでしたが、おじいさんたちが来てたね。
コマ: そうそう、何年も何年も来てるような、いい雰囲気でしたね。
王様: 毎日5時6時になると来てるんでしょうね。「いやあ、山本さんの葬式に行ってきたよ」とかね。ああいった感じの人間関係が次の世代に伝わっていくといいですね。あのおじいちゃんたちの息子さんが、子供連れてまた別の時間帯に来てて、おじいちゃんから息子へ、孫へ、と伝わって。
コマ: そういえば昔、お湯が熱くて湯船に水をじゃんじゃん出してうめてたら、「やめろ、このやろう!」と怒られたことがあったっけ。なんで銭湯ってこうも熱いんですかねぇ。どこの銭湯にもがんこおやじがいて、子供たちに怖い存在として怖がられていたっけ。例えば、桶は使ったら元の場所に置くとか、湯船に入る前には必ず身体を洗うとか・・・。この頃は教えてくれないですよね。この頃は町が汚いですよね。本気で思いますよ。江戸時代は世界一きれいな町だったそうですよ、東京は。
王様: 地域の人たちとの交流を通して、挨拶や礼儀を身に付けていくんでしょうね。
コマ: そういうことが自然と身につくことは、後々の宝になるんじゃないでしょうか。
王様: 歴史を個性にしているって感じで、この銭湯は『東京入浴会』のメンバーには、ポイントの高い銭湯だと思いますよ。

そんな話をしながら共信印刷へ戻った2人。


5ページ

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目次
表紙
AIDE Magazine
王様と行く文京区白山1丁目界隈の湯
光楽湯と銭湯にまつわる思い出
富士見湯
王様と東京入浴会
鏡湯
「My銭湯」を持とう!
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