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アルゼンチンの日本マンガ

 さてそんな中で、日本のマンガはどう位置付けられているのでしょうか? 
 今回のコミコポリスはコミック(欧米スタイルのマンガ)中心のイベントだったので、日本マンガの姿はほとんど見なかったのですが、アーティストアレーとか、同人誌のブースでは、いわゆる「マンガスタイル」の作品もたくさん見受けられました。印象的だったのは、なんと「東方」同人誌を作っている若い人がいたこと。また、ウルグアイ・エクアドル・ボリビアの展示ブースでは、「MANGAスタイル」の作品がたくさんあり、エクアドルで「MANGAスタイル」の学校をやっているという校長先生が生徒の作品を売っていたりしました。なかでボリビアの女の子の作品「スーパーチョリータ」はセンスがあり、なかなかのもの。

 また別のブースでは、「劇画」ファンの男たちがいたりして、「さいとうたかお」とかの名前を挙げながら、スタイリッシュな作品を描いていました。
 これとはべつに若い人向けのMANGAイベントもたくさんあり、街のマンガ・コミック専門店に行くと、約4割弱が日本のMANGA。
 入って左側の壁にびっしりと造られた高い本棚に日本マンガが棚ざしで並べられ、その反対側の壁には、表紙を見せたアメコミがびっしり(約4割)! そして奥の方がヨーロッパのマンガとアルゼンチンのマンガ(25%くらい?)というのが、マンガ・コミック専門店の一般的な配置のようです。
 日本マンガがアルゼンチンに入り始めたのは90年代からで、最初のうちは海賊版でしたが、今はもちろん正規版。南米では最大の日本マンガマーケットがアルゼンチン。(アニメももちろん人気で、街のキオスクでは、「進撃の巨人」が表紙になった、アニメファンのための雑誌が売っていましたよ)
 日本マンガの翻訳を出している最大の出版社はイベリア社で、1997年創業。それまではスペインで発行されたものを輸入していただけだったので、イベリア社が初めてのアルゼンチン版日本マンガの出版社なのだそう。イベリア社はアルゼンチンの他に、スペイン(言語が同じだから当然ですね)とフィンランド(!)に支社を持っています。なぜにフィンランド? と思いますが、そこもアルゼンチンの底知れぬ国際性なのかもしれません。
 最近イベリア社で日本マンガスタイルの作品を出してスペインにも進出予定のアンドレアさんとその担当編集者の方のお話を聞いたのですが、これが面白かった!
 とくにイベリア社のJAVIEさんによる日本マンガ評が秀逸でした。曰く:
 マンガは日本のいいところ、悪いところ、両方の文化を体現している。
 たとえば少年マンガの体現する価値は、頑張ること、努力すること、そして「敵と仲良くなること」。
 少女マンガは、「日本の女性ができないこと」を体現している。たとえば男装するとか。
 青年マンガのテーマは暴力とセックス。それによって「日本の社会のプレッシャーを吹き飛ばす!」こと。
 いずれにせよ日本のマンガはすべて、「この社会から出たい!」という欲望を表している――目からウロコですよ、JAVIEさん! さすが。よく見ていらっしゃる!

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