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それはフランスから始まった

 はじめてアルゼンチンのマンガ文化がいかにすごいかを認識したのは、2008年1月、フランスはアングレームでのことでした。2007年にアルゼンチンの作家ホセ・ムニョスがアングレーム国際マンガ祭でグランプリを受賞。「グランプリ」とは作家のそれまでの総ての業績に対して与えられる賞で、すなわちその人が世界の巨匠と認められたということ。アングレームでは前年のグランプリ受賞者がその年のフェスティバルの顔(名誉組織委員長)になるきまりで、展覧会の開催など、お祭りの中でさまざまにフィーチャーされることになります(ちなみに来年1月のアングレームの顔は、今年日本人でグランプリを初めて受賞した大友克洋さん)。
 それで2008年にはアングレームの国際マンガミュージアムでアルゼンチンマンガの展覧会が開催されていたわけですが、これがすごかった! 19世紀末とか20世紀初めとか、百年以上前の作品が全然古臭くなくて、レベルがすごく高い。しかも作品が多彩! その時は京都精華大学の吉村和真先生たちと行ったのですが、みんなで感心することしきり。右の図版はその時のカタログの表紙ですが、その中の1938〜39年のキャラクターの絵をみてもそのレベルの高さがわかるでしょう。日本は戦時下ですが、これはたとえばディズニーと比べても遜色のない、いきいきとした新しさがあります。もちろんこういうタイプの作品ばかりじゃなくて、風刺も効いているし、もっと芸術よりの作品もある。
 あとで調べてみると、19世紀末から20世紀初めのアルゼンチンって、ドイツと並んで、ものすごく経済的に発展していたらしい。アルゼンチンは南米でもヨーロッパ各国からの移民が多いのが特徴的で、首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれています。ともかく文化度がとても高かったわけです。それからもう一つ、後述するユーゴ・プラットが教えていたことで有名なマンガ学校の存在が大きい。
 さてそうやってアルゼンチンのマンガ文化を見たい!と切望し始めたものの、いかんせん南米は遠い。なかなか行ける機会は訪れません。文化庁のメディア芸術カレントコンテンツというサイトで、ブエノスアイレスで国際イストリエタ・フェスティバル(「イストリエタ」はスペイン語で「コミック」という意味)が隔年で行われていることを知り、これに合わせて行こう!ということにはなったものの、スペイン語だけで英語の情報はないし、直近が2012年でHPはその後、更新されておらず、いったい次はいつやるのかがわからない。
 アルゼンチンの大使館に何度聞いてもわからず途方にくれていたところ、国際イストリエタ・フェスティバルは「コミコポリス」と名前を変えて、毎年9月下旬にやるらしいという情報が入りました。続いて、なんでも、南米のコミック文化の要となる人物(ペルー人)がいるので、その人に聞けば早い、という話。そこでその方の友人を通じて名古屋の喫茶店から深夜のペルーとスカイプ通話。かくしてすべては動き出したのです!


Dante Quinterno
「Patoruzu」(1938-39)
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