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BDの神様メビウス

 さて、日本におけるBDの盛り上がりを語る上で忘れちゃいけないのが、既に名前をあげたメビウスの存在。メビウスは、『ユーロマンガ』が創刊された翌2009年に久しぶりの来日を果たし、大友克洋先生や浦沢直樹先生を始め、錚々たる日本のクリエイターとトークイベントを行いました。来日のインパクトもあったのか、その後、『B砂漠の40日間』(飛鳥新社)を皮切りに、メビウスのさまざまな作品が翻訳出版されることになります。残念なことにメビウスは、2012年3月10日に亡くなってしまいましたが、生前の業績を通じて、日本にBDを伝道する大きな役割を果たしてくれました。


『B砂漠の40日間』

 メビウスと言えば、あの独特の浮遊感に、リアリティと懐かしさの同居する世界観、幅広い絵柄、シンプルでいて深みのある描線……。単に“BD作家”と呼ぶのがはばかられる唯一無二の存在です。マンガの神様が手塚治虫先生なら、メビウスはBDの神様。実は、このふたりの神様は生前に交流があり、お互いに刺激し合っていたのでした。
 メビウスへの愛を公言している日本のクリエイターに、上記の大友克洋先生、浦沢直樹先生、さらには宮崎駿先生、谷口ジロー先生、寺田克也先生などがいますが、こうした日本の作家に限らず、メビウスは世界中の作家に影響を与えています。彼の影響はマンガ家やアニメーターだけにはとどまりません。例えば、あのジョージ・ルーカスやフェデリコ・フェリーニといった映画の巨匠も、メビウスにオマージュを捧げているんですよ。今ではいろいろなメビウス作品が邦訳されているので、まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてくださいね。


メビウスが創った出版社ユマノイド

 メビウスの代表作が何かと聞かれれば、おそらくは、あのカルト映画の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーが原作を手がけた『アンカル』でしょう。R級探偵ジョン・ディフールの壮大な冒険を描いたこのSF作品は、いまだにBDの古典として版を重ねています。『アンカル』は2010年に小学館集英社プロダクションから全訳が刊行され話題を集めましたが、今年2015年9月には、パイインターナショナルから改めて新訳が刊行されることになりました。まだ読んでいないという方、この機会にぜひ『アンカル』新訳をご覧ください。


『アンカル』新装版

 パイインターナショナルは、昨2014年からBDの出版社ユマノイドと組んで、次々と邦訳を世に送り出しています。このユマノイド、実は1974年、メビウスが仲間たちと一緒にフランスに設立した出版社なのです。『アンカル』のフランス語版もユマノイドから刊行されています。ユマノイドは、1975年、『メタル・ユルラン』という雑誌を創刊し、BDの新時代を拓きます。当時、人々を驚かせたのは、暴力的なまでに強烈なビジュアルでした。その中心にいたのがメビウスです。この雑誌はのちに『ヘビー・メタル』というタイトルで、アメリカでも出版され、ヨーロッパだけでなく、アメリカや日本でも熱狂的なファンを生むことになります。今では、本拠地をアメリカに移し、アメリカ、フランス、日本を中心に、世界中で出版活動を行っています。
 ユマノイドがパイインターナショナルと組んで、2014年に刊行した作品は全5作品。ホドロフスキー&ジャニエトフ『テクノプリースト』、ホドロフスキー&メビウス『アラン・マンジェル氏のスキゾな冒険』、フリッセン&ビル『ルチャリブレ―覆面戦隊ルチャドーレス・ファイブ』、ニュリ&キャサデイ『わが名はレギオン』、ワゼム&ペータース『KOMA―魂睡』です。
 2015年に入ってからは、毎月1冊新刊を刊行。6月までに刊行された作品は、フィリッピ&ダドソン『夢でキスして』、ホドロフスキー&ジャニエトフ『ビフォア・アンカル』、ホドロフスキー&ブック『バウンサー』、ティメル&コランタン『ミラン・K』、ホドロフスキー&ダス・パストラス『カスタカ』、ホドロフスキー、ラドロン&メビウス『ファイナル・アンカル』。多様なスタイルで描かれたこれらの作品を通じて、BDの世界をお楽しみください。

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