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インタビュー 1年目と10年目

 今回参加させてもらった、10年目のYAOI-con。
 せっかくなので最後に、主催者のスーザンさんにインタビューさせていただきました。

YAOI-con代表者のSusan Chenさん

 YAOI-conの最初は2001 年。だが実は、日本のマンガがアメリカで本格的に読まれ始めるのは、2002年からのことだ。なのになぜ、その前からイベントを始めることができたのか?

 スーザン: 「まだ日本のマンガは一般には知られていませんでしたが、その頃からインターネットを通じて、マンガの密かなファンたちは情報交換を始めていたんです。そんな中でわたしたちが強く感じたのは、アメリカにはコミック・コンベンションはたくさんあるけれど、基本的にすべてが男性のためのものだということ。だからわたしたちは、まず第一に「女性のための」イベントを作りたかった。もちろんYAOI-conを名乗る以上、やおい・BLが中心ですが、それだけではなく、YAOI-conは、日本の少年マンガが好きな女性ファンのためのものでもあったのです。」


 とにかく女性のためのイベント――その考え方が今につながっている。
 たしかに第1 回目のYAOI-conのプログラムを見ると、作品ごとのファン・パネルが多い。たとえばどういう作品があるかというと、『絶愛』&『ブロンズ』、『間の楔』『絆 kizuna』『腐った教師の方程式』『富士見二丁目交響楽団』『最遊記』『らんま1/2』『るろうに剣心』『鎧伝サムライトルーパー』『爆れつハンター』『闇の末裔』『天使禁猟区』『ふしぎ遊戯』CLAMP作品、『ファイナル・ファンタジー』『ガンダムW(ウイング)』……。当時アメリカのファンの間で流行っていた作品がうかがえる。
 一方で、「やおいとスラッシュ――その違いと共通点」とか「少年から少年愛、そしてやおいへ――その発展の軌跡をたどる」「攻めと受け――どちらに支配権があるのか」「ショタコンとは?」「「江戸時代の男色文化」「西洋ファンダムの中のやおい」……等、論考的なものも多い。最初からただのファンイベントというより、研究的な視点も同時に含んでおり、かなり志高く、複数の側面を視野に入れて運営されてきたことがわかる。

 スーザン:「『美少年オークション』は二年目から始まったのですが、これは日本の文化にはない、かなりアメリカ的なものだと思います。私たちはいつも、アメリカの女性は何を求めているのか、を考えてイベントを組み立てています。『美少年オークション』はその中から出てきたものです。でも一方で、<何がオリジナルか>も意識していて、日本のオリジナルな文化はこういうものだよ、というのも同時に見せようとしている。原作を尊重し、作家さんを呼んだり、今回の10周年では初めて、声優さんにもきていただきました。そんなふうにいつも新しい工夫をしていって、今年は行けなくて残念だった…と思ってもらいたいんです」


 たしかに、YAOI-conで繰り広げられるのは、日本にはあまりない、女性たちが男性を鑑賞し、男性たちが、日本のやおい・BL、少年マンガが大好きな女性たちを盛り上げようと、あの手この手でサービスしてくれる光景だ。観られる男性と観る女性、メインカルチャーのありようとは立場が逆の、しかし幸福な共犯関係。
 サンフランシスコは、ゲイ・タウンとしても有名である。第1回目のYAOI-conでは、15 名のゲイ男性も参加していて、「Girls Wanna know」というパネルは、ゲイの男性たちに女性が質問する、というものだったという。今回、スタッフとして場を盛り上げてくれている男性たちにはやはりゲイの人が多いのだろうか?

 スーザン:「いえ、ゲイの人は少ないです。YAOI-conにはおおぜいの女性たちが集まりますから、男性たちはむしろそれを期待して来てる。この日のために身体を鍛えたりしてね(笑)。セクシーだって喜んでもらえて、女性たちにキャーキャーいってもらえますから」


 だが、会場には、あ、おそらくこの人はゲイだな、レズビアンだな、あ、ちょっとトランス(性別越境)が入っているな、と思える人がけっこう目に付く。いわゆるLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスセクシュアル)の人々だが、その誰もが、ここでは生き生きと自然で楽しそうなのが印象的だ。

 スーザン:「そうですね。あまり言ってはいないけど、たしかにLGBTの人は多いかもしれません。日本のマンガ、ましてやBLやYAOIが好きだってこと自体、『なんでそんなものが好きなの!?』という目で見られていましたから、同じくマイノリティを受け入れよう、という姿勢が共通しているのかもしれませんね」


 私にはまさにこの世の楽園に思えたYAOI-con。さてあなたも来年は、お友達と一緒に参加してみませんか? 今年の冬コミにもスーザンさんは来てくれるかな。
 ほんとうに楽しいイベントをありがとうございました!


YAOI-con参加者のコスプレ

さすがハロウィン。ツンデレラじゃないよね

ハロウィンのためにこんなメイクで来ました(素顔は美人でした)

ホテルの工事の人と思ったら、実はコスプレでした

コスプレコンテストに参加したグループ

※画像の無断転載を禁じます。

写真提供(敬称略): 藤本由香里、神社中村、R.N


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