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ブラジルのおたく虎の穴『ANIMANGA』

 サンパウロ市内南部にブラジルでのおたく文化発信基地というか、おたく養成虎の穴というか、ブラジルと日本のアニメ・マンガ文化の橋渡し的役割を担うショップ&施設がある。それが『ANIMANGA』だ。オーナーの“永田翼(たすく)”さんは日系ブラジル人ではなく、30年ほど前にブラジルへとやって来た日本人。

―どうしてブラジルに?
永田:なんとなく日本が嫌で、海外に出たいと思って。
―『ANIMANGA』はいつ頃から始めたんですか?
永田:ここに移ってきてからは5年くらいで、大体10年前からですかね。
―ここでは何をやっているんですか?
永田:基本的にマンガの本屋とマンガ教室、日本語教室、アニメ教室。
―アニメ教室も?
永田:アニメーターの育成もやりつつ、コマーシャルフィルムとかも作ったことがあります。

 1Fは日本のマンガが並ぶ本屋。これが元々のスタートらしい。

―永田さんとマンガの係わり合いはいつ頃からですか?
永田:今60歳ですが、僕らは日本でマンガの最初の世代だと思います。子供の頃に少年サンデー、マガジンを見て、学生時代にガロを読んで、というような感じかな。ちょうどマンガが広まってきた頃です。
―ブラジルで行われているイベントはどの程度知っていますか?
永田:若い人たちにとっては楽しい場所でしょうね。イベント自体、ここの店から始まったようなもの。当初はマンガやアニメはごく一部の日系人に限られていた。それを非日系人にも広げようとこの『ANIMANGA』を作ったんです。ここで色んなグループが誕生していって、コミケに近いようなイベントもやるようになっていきました。

 2Fへ上がるとそこはマンガ教室。

永田:基本的に好きなマンガを同じように描きたいというところから始まって、だんだん自分でマンガを作ったりするようになる。大体10代の子が多いですけど、20代、30代ぐらいまで、少しでも画が上手くなりたいということで来ていますね。

 現在、マンガ教室には毎週50人ほどの生徒が通っているという。1Fのショップでマンガに目覚めた若者が自己表現の場を求めてここに来るわけだ。教室の先生に訊ねると「動きのある画を描かせるのが難しい」とのこと。
 さて、マンガ教室を始めたら日本語を覚えたいという生徒が増え、それでここには日本語教室もある。その日本語教室を覗いてみるとそこにはうさ耳を着けたレイヤーっぽい女の子が。

女の子:アー、アー、ハジメマシテ。ドウゾ、ヨロシクオネガイシマス。
―この格好でずっと来てるの?
女の子:ハイ。(とは言ってみたものの、実はこの日が彼女の日本語教室初日だったらしい)
―なぜ日本語を勉強しようと思ったの?
女の子:理由は色々あるけれど、アニメとマンガがとても好きで、そこから日本の文化を知って、それが世界最高の文化だと実感したから(ここで共信マン絶句…)、もっとよく知りたくなって勉強しています。難しいけど、一生懸命頑張ります。
―マンガは何が好き?
女の子:ルロウニケンシン!
永田:幽々白書!?
女の子:ハーイ!セーラームーン!
と、『セーラームーン』(日本語版)を見せる彼女。これが読みたくて日本語を習い始めたんだね。
女の子:ドウモアリガトウ。日本のマンガ家の人たち、どうもありがとうございます。日本のマンガ・アニメを通して日本を好きになりました。これからもよろしくお願いします。

 この後、彼女は感極まったのか目を潤ませていた。この純な心に支えられて、おたく文化はピースフルに世界へと広がっていくのだと改めて実感(とかいって、まとめてみたりして)。


サンパウロ市内南部の住宅地に位置する『ANIMANGA』おたく文化の虎の穴、はたまた梁山泊となるか? 先生の描く画を真剣に見つめる生徒。近い将来にここから新しい才能が飛び出すことだろう
アニメ・マンガファンならではの題材で日本語講習。楽しみながら学んでこそ身に付くもの、白板に注目!!

協力:JBC、ルイス・アントニオ・高崎、Yaoi-con、
Euro Japan Comic、テレビ愛知
イラスト:Dr.モロー 写真:神社中村
編集:田中恵美、谷本泉
企画制作:AIDE新聞編集部(共信印刷)



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目次
表紙
コミケ71カタログ出張版
AIDE的に「米沢代表」を偲ぶ
「おたく訪ねて三千里」ブラジル編
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