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まず文化コーナーでの催し物ですが、委員会側からのたっての依頼で、お茶と書道、そして同人誌の子達の意見を取り入れた、トーン講習会の3つに決定。プログラムは、ひとつの催し物を1時間と設定し、書道(11:00〜12:00)→トーン講習会(12:00〜13:00)→お茶(13:00〜14:00)→書道(14:00〜15:00)→トーン講習会(15:00〜16:00)→お茶(16:00〜17:00)、と1日2回転のシフトです。
当日は朝8時から会場作り。開場は10時からなので、2時間もあれば準備は十分。と思っていたのが、意外にセッティングに時間がかかり、思わず汗。特にお茶のステージを作るのが大変で、ステージの代わりに使う教壇(←学校っぽいですね)に段差があったり、敷物の赤布の大きさが足りなかったりと、小ハプニングが続き、それでもなんとか、予定通りに仕上った!・・・と思ったら、お茶の先生に「これはちょっと・・・作り直しましょう・・・」とダメ出しされてしまい、思わず涙・・・。
それでも何とか、色々指示を受けながら舞台を作り上げ(お茶の先生がほとんどやってくれました)、11時の書道開始には時間通りにこぎつけました。
書道は日本文化としてフランスでもポピュラーな感じで、エピタの公式サイト掲示板で「カリグラフィー(書道)大好きなの、楽しみ!」「絶対行くよ!」という書き込みがたくさんあり、当日も会場内で、「カリグラフィーやってるよ」と声を掛けると、喜んで入ってくる子達がたくさんいました。慣れない手つきで筆を持ち、自分の名前を日本語で書いたり、漢字を教えてもらったりしている風景は、なんとも和やか。気さくな書道の先生と一緒に、おしゃべりしながら和気あいあいといった雰囲気で、見ていてほのぼの、といった感じです。
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文化コーナー:書道 |
文化コーナー:お茶 |
お茶の方は、最初から最後まで、熱心な表情で先生の作法を見つめる観客で周りはいつも一杯でした。また、参加者の中にはコスプレの子もいて、衣装を着けたままお茶を頂く、というフランスのイベントならではの珍しい?風景も。初めての正座にはみんなかなり辛そうで、終わった途端に「あー!」という声と苦笑もちらほら。足が痺れるという感覚を、生まれて初めて経験した人もいたようです。でも、みんな頑張って正座をしている姿に、とても感心。また、中には非常に勉強熱心な着物姿の男性もいて、時間の合間にお茶の先生に色々と作法を教えてもらっている風景もありました。
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目次 |
表紙 |
イベントレポート「EPITANIME-エピタニメ-」 |
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