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●コミケの抱える問題

 最初に僕がコミケに参加したのは1979年頃じゃないかな。大田区産業会館に行ったことは覚えてますよ。それから川崎市民プラザ、あそこに2回程行って、それから晴海に移って83年位までは行ってるのかな。そのあと取材では何度か行きましたよ。

 実は自分も80年頃に同人誌出してるんですよ。その頃はコミケもまだ今に比べれば小規模でしたが、でも参加者が何万人もいて、すごいなあと思った。その後プロになっちゃって、それから同人誌活動は殆どやってないんですけれども、ただ横目で見てたわけだよね。

 あれは82、3年くらいだと思うんだけど、友人から、同人誌専門の編集プロダクションをやってる男を紹介されたんですよ。その男はコミケの売れ線作家をあつめて同人誌を作ってた。ところが本人は漫画描かないんだと。それ聞いて俺、仰天したんだよね。あれはそういう動きのハシリの頃だと思いますけどね。

 同人誌でマンション買ったとか、コミケ成金という言葉を聞いたのが、だいたいその時期。当時はそんな人もいるんだね〜っていうか、ただただ驚きでしたね。その頃までは僕を含めて、一般に同人誌やミニコミで金を儲けようなんて気持ちはまずなかったですから。俺なんて赤字の値段つけてたもん。ミニコミに200円つけたら高いから、150円にしておこうとか。全部売れたって赤字。まあ次の印刷費の足しになればいいかなってくらいで、それでもよかったんですよ。

 最初から人に見せるということだけがポイントだったので。まあ、もちろん今でも大部分はそうだと思うんだけどね。でも一方では、同人誌を生活の足しにする人がそれなりに出てきてるでしょ。あれ、僕は危険なことだと思う。いや、それ自体はいいですよ、同人誌で食えるんだったら俺だってやりたいくらいで。ただお金を取って売るということは、責任が発生するわけじゃないですか。法律以前の問題として、その同人誌をその値段に見合う内容にしなきゃいけないっていう責任があるわけじゃない? 利益をあげるってことは、その時点でそれは商業誌なわけですから。なのに一方で「同人誌なんだから、多少のオイタは許して」なんて意識があるとしたら、これは問題あるし、そこがトラブル起こしても誰も擁護できないことになる。参加者もそうした意識があいまいなまま、ここまで来てしまったって感じがありますね。

 コミケ自体、今や巨大な矛盾を抱えてると思うんですよ。これは僕、米沢さんに会ったときにも言ったし、岩田さんとかとも話したんだけど、当然、彼らは全部分かってるんだよね。でもどうしようもできないってとこだと思うんですよ。

 コミケの魅力として、アンダーグラウンドの福袋みたいな部分があると思う。何があるか分からない、どんなとんでもない表現があるか分からないっていう。確かにそうなんだけど、でも今や、そういったものの一部が逆に足を引っ張りかねない状況があるわけじゃない。それは法律上も問題があるだろうし、税務署的にもね。2日か3日で何億という金が動くわけでしょ。正確な額は知りようもないけど。あとビッグサイトも商売だから、万一トラブルが起こったら、次から会場を貸さないってことも起こりえますわね。今まで大きなトラブルが起こらなかっただけでも奇跡であって。

 だから今のままの内容と規模で今後もやるんだったら、入場者からもお金取って、その分を警備費にあてるとか、開催期間を1週間にして1日当たりの人数を減らすとか、もっと周到で綿密な計画の元にやるしかない。またはコミケの分割ですよ。分割民営化っていってるんだけど(笑)。もう対処する方法はいくつかしかないんですよ。このままの状態で肥大していったら絶対問題起きますから。だから、今後もコミケを維持しようと思ったら、最終的には政治的判断の問題になってくると思うんだよね。


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