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●同人よ、新世紀を目指せ!

中井ゆきさんに質問

ピカチュウ事件の中井ゆきさんに、対談で参加して下さった森岡さんが質問をまとめてくれました。

Q: 警察に留置されている間、弁護士を呼ぶことは考えましたか?
a: いいえ、考えていませんでした。……と言うより必要ないと思っていました。一応、取り調べに入る前に、担当刑事より「話したくない事は黙秘する権利があること」そして「弁護士を希望により付けることができるが、その場合、国選、私選のどちらにするか?」ということを形式的に説明されますが、警察からも訴えた側の会社からも、組織によるパチモングッズ業者と思われていたらしく、同人誌とかサークル活動というものを全く見たことも聞いたこともない様子でしたので話が噛み合わず、ちゃんと説明して同人誌とはどういうものか、サークルとは?イベントとは?ということを知ってもらえば、ファンが楽しみで作ったり読んだりしているものであり、決してヤミ業者でも何でもなく、多くの人が長年やっている趣味活動のひとつであるということも分かってもらえるはず、そうしたらきっと誤解も解けて帰してもらえるだろうと信じていましたから。もし自分が他の罪(確信犯)で逮捕されたのだったら、その時はまず真っ先に当番弁護士を呼ぶなりしていたと思いますけど……。だから毎日の取り調べの内容は、同人やイベントに関する説明ばかりでしたし、刑事も同人というものを知るために京都市内のイベントを視察に行ったり、「同人誌入門」なる本を買って読んだりしていました。また、訴えられた会社社長本人に宛てても、御迷惑をかけてしまったことに対する謝罪の手紙を留置中に書き、一生懸命お詫びした上で、なおかつ全国でたくさんのファンが同じように同人誌を作ったりしているが、その誰もが作品の大ファンであり、好きだからこそマンガやイラストにしているのであって、愛していなければ何ケ月も徹夜してまで絵は描けない、決して悪用する目的で皆描いているわけではないが、行きすぎた点はどうか許してください……という内容で速達で出しております。ただ、それに対しては何の返答もなく、もちろん告訴を取り下げてももらえなかったため、結果的に起訴され有罪となってしまいました。
Q: 事件から半年過ぎましたが、周囲の様子は?平穏な生活は戻ったのでしょうか?
a: 平穏な生活というのは、まだまだですけど……。でも、精神的にはだいぶ立ち直ることができました。それもこれも、まわりにいるたくさんの方々の暖かい励ましのおかげだと思っています。今だから話せるのですが、手錠、護送車、牢屋暮し、そして周囲は怖ーい犯罪者だらけという慣れない環境の中に何週間もいたせいか、帰ってからもしばらく何かに怯えていましたけれど(笑)、今はもう大丈夫です。
Q: 事件後、同人関係の人達(イベンター、印刷所等)から何かアプローチはありましたか?
a: もともと付き合いのあったところからは、個人的に心配をして連絡をくれたり、質問されたり等のやりとりはありましたが、それ以外はこれといってないです。新聞社やテレビ関係者からの取材等はたくさん来ましたけど……。
Q: パロディ同人誌を作っているサークルの人達に対して何かメッセージは?
a: 私はたまたま逮捕経験者というだけで、警察で体験したことを話す以外には語ることができないのですが……。ひとつだけ、誤解をしている人が多いようなので書いておきます。私の罪状は既成のキャラクターを真似して描いたことによる「著作権法違反」でありまして、ワイセツ罪云々ではありません。新聞等ではワイセツという言葉を強調して面白おかしく見出しを付けられたり、知らないサークルさんの本やカットが私が描いたもののように掲載されたりしていましたが、それらはほとんと事実とは異なった内容であり、「うちは健全だから大丈夫」と勘違いしている方が多いと聞きます。著作権は健全、ワイセツとは関係なく、キャラクターグッズや本を作っているというだけで対象となり得ます。ただ、だからと言って私の事件をきっかけに誰もが不必要に怖がって同人をやめてしまう必要もないと思うんです。同人誌は歓迎しているところだって多くありますし。著作権は親告罪なので、版権者に訴えられて初めて罪になるわけですが、その点を版権者が不快に感じるものを作らないとか、いくら好きでも度を越さないとか、少しでも気配りできるようにすれば、告訴されるという最悪の事態になることもないと思うのですが……。もともと、パロディ自体は犯罪ではありませんし。あくまで著作権にはガイドラインがないため、難しいテーマだなとは思いますけれど。

質問の回答はFAXでいただきました。文章を省略したり、別の言葉に書き直したりするのは、表現が変わってしまい誤解が生じかねないので、原文のまま掲載しています。


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目次
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業界探検
最先端の印刷技術を覗く(高彩色印刷)
業界探検シリーズ第6弾
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児童ポルノ法案−その後
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