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●考えるきっかけを下さい

A: 前号のアンケートを見ると皆さん判断にとても悩んでいる様ですよ、意識のある人は。「私は捕まらないのか」「私の同人誌は訴えられるのか」そういう事を心配してる人がいっぱいいるんですね。その答えが出ない、出せないでいる状態なんですよね。で、皆知りたいし、エロの時みたいに「ここまでならいいんだ」ってことで出せないんでしょうか?
西: ここまでならいいと言うと、逆にそれも創作の可能性 を奪っちゃうことになるのでいけないんじゃないかなあという気もするし。ただゲームは出版社より危険だとか、ピカチュウは絶対やめといたほうがいいとかそういう事しか言えない…。
中: オンリーイベントなんかやったら一網打尽ですよ。
A: 実際ピカチュウのオンリーやったとして、全員逮捕みたいなことはできるんですかね。
森: 私が聞いた範囲では、グッズはまずいだろうということですね。本はストーリーがあって、そこに創作性があれば大丈夫じゃないかと。でもやおいは絶対ダメだそうですけど。ほのぼのとした本だったらいいみたいですね。
A: やおいを描く立場としては、やおいも文化だと思いますよね?
森: 存在理由はあると思いますね。出版社の方から見れば、さっきのジャンプのように「ひどい。キャラクターを汚された」とか感じるでしょうけれど、私たちがやおいを書く根底にあるのは、そのキャラクターに対する愛情なんですね。借りてきたキャラクターを使ったものであっても、ストーリーが自分のものだったら自分の作品というつもりでやっていますし。
中: やおいの方が男と女じゃないわけですから、創造性はありますよね。
森: ありがとうございます。やおいの中にもえげつないものもあれば、皆が誉めてくれるようないいものもあるんですよね。もちろん美少女系でもそうでしょうし。その辺の境界線がはっきりしないんですけど。
A: それは作品の質の問題になるんですか?パロディでも質を上げていけばオリジナルを越えるような作品にもなるとか。
西: それは充分ありえますし、目指さなければいけないことです。
A: 実際、今どれくらいあると思います?
西: うーん…。
本: 大変個人的な思いで言えば、今現在流行っているマンガやアニメは、ほとんど原作の力以上の力をコミックマーケットのような同人誌市場で得ていると思います。作る側も初めから、そういう人たちに増幅してもらったうえでの人気度というものを計算して作っている世の中だと思っています。
A: それはグッズではなく本ですよね?
本: ええと、ギャグパロディでもやおいでもカワイイ系グッズでも影響を受けた人たちがそういうものを作るという行為でその作品へのテンションを高めてくれる。テンションを高めてくれることでその作品の認知度、あるいは購買力が上がる。その購買力が上がったところで高額商品を出す。大変失礼ですけれども、同人誌出身の作家さんはその辺の戦略に長けていらっしゃいますよね。自分達がかつて何を欲しがっていたのかを知っているので、非常に上手いですね。
A: それはゲーム関係が多いんじゃないの。
本: そうですね。ゲームのスタッフもそういう世代ですから、このキャラクターをこういう風に設定しておけばきっとプレイした人があれこれ思いを高めてくれるだろうと。そうすれば次の作品も買ってくれるだろうし、関連商品も買ってくれるだろうと当然考えますよね。
A: でもピカチュウはそうじゃなかったわけですよね。
森: 私は任天堂は同人誌なんてじゃまなだけと考えていると感じたんですけど。
本: 任天堂にとっては、本来自分たちのお金になる部分にのみ使っていただきたいので、別のところにお金が流れて行く路は塞ぎたいんですよね。私はそう思ってるんですけど。
中: 任天堂は最初同人の世界は知らなかったんじゃないかと思いますよ。
A: 社長や重役は知らなかったみたいですよ。ですから本郷さんのおっしゃるような事は、ディズニーや任天堂では成り立たないでしょうけれど、他のところでは同人誌とのいい関係というものもあるでしょうね。
西: 以前はそういう事に厳しいところというとコナミが挙がったんですけど。まああくまで民事で来て、刑事的な方法は取らなかったんですが、訴えられたサークルさんもあるようですよね。
A: それは最終的にどうなったの?このポケモン事件では彼女は前科一犯になってしまったんですよ。それで驚いたんだけど。他はそうはなっていないでしょ?
西: ええ、そもそも刑事的に告訴されてないですからね。
中: ですから任天堂のコメントっていうのは真実に近いんじゃないですかね。背後に組織があると思っちゃって花火を打ち上げてみたんだけど、蓋を開けてみたら300冊しか作ってない、そういう感じじゃないですか。
佐: 一番いいのは、これでピカチュウを誰も買わなくなる。そうすると面白いんだけどね。いい勉強になるよね、「ああ日本とアメリカは違うんだ」って。
A: そう。アジアにはアジアの文化があるんだし。コミックマーケットっていうのはいい意味でアジア的な文化だと思うんですけどね。日本から、コミケの周辺からマンガに於けるグローバルスタンダード(世界基準的)な考え方というもを作っていかないといけない、そういう難しいところに来てると思っているんですけど。マンガの世界は日本がスタンダードになっていってもいいんじゃな いですかね。


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目次
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業界探検
最先端の印刷技術を覗く(高彩色印刷)
業界探検シリーズ第6弾
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みんなで対談
コミケ・サークル選挙に出馬
児童ポルノ法案−その後
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