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●イベント主催者はメーカー側の情報を流しては

K: 最近サンライズがインターネットの自分のHP(ホームページ)で「自分のパロディ作品を載せるのは辞めてくれ」という告知をしまして、ファンの間でそれが是か非かという論争になっています。これも法律的に個人の自由、インターネットにそれを載せることは個人の自由なのか、著作権者の移行にしたがうのが良しとするのかは、論争になっていて結論が出ていないとは思うのですが、基本的に著作権法違反に関しては、金銭を伴わなくても違反になります。前に学校の卒業作品で、プールの底にミッキーマウスを描いて、消すようにとディズニー社から警告を受けて、子供たちが自ら描いたミッキーの絵を消して、「大変かわいそうだ。一体ディズニー社は何を考えているんだ。血も涙もない」と大変抗議の声が上がったかと思うんですが、著作権の考え方からすると、公認していないものを勝手に乱用したということで、著作権の侵害ということになります。賠償を請求するという程でもないと思うんですが、裁判所に訴えた場合は消すようにという指示が出ると思います。ですから、ファンであることと、キャラクターを私的に使用していいかどうかは全くの別問題で、日本の著作権者は非常にファンに対して優しい著作権者だと思います。ですから、何も言わないから何をやってもいいか、というとこれは大変違いますので、そこのところを常に念頭に置きながら活動する。また、コミックマーケットが大変大きな市場になって、小さい市場で活動してるうちは「ファンの活動だね」って言えたんですけど、同人誌が最近いろんな本屋さんで一般の書籍として販売される、グッズも、どこそこのサークルのものということでおおっぴらに売られる、決して、愉快な思いをしている著作権者ばかりではないと思います。今回任天堂の事件がありましたが、「同人作家を逮捕する」っていう、伝家の宝刀を抜いたような形でいきなり問題を大きくしてしまった。しかも最大手である任天堂が。任天堂がやったんなら、うちもやるかと手ぐすね引いてる所はおそらくあると思いますので、共存の良い形としては、何等かの形で権利者側がサークル活動を歓迎しているのか、それとも苦々しく思っているのかどうかを知るのがいいでしょう。しかしこれは個人では見分けがつかないと思うので、この点はもしかしたらイベント主催者がちょっとファンに対して情報を流す義務があるかもしれません。「ウェルカム!沢山同人誌作ってちょうだい。作った同人誌は作家に送ってね」って大きく告知している雑誌も中にはあります。しかし一方では、今回の任天堂のようにいきなり許せんという形で逮捕という手段に出てきた所もありますので。
A: 権利者が容認できないような内容のパロディはやめよう、ということですかね?……それにしてもピカチュウ事件の相手は小さなサークルと聞いていますけど。
K: 極端にキャラクターを侮辱するもの…、今回の任天堂の主張は、エロチックな内容のパロディが許せなかった。ファミリーを対象としている作品なのに、ということでしたので、この問題は今後大きくクローズアップされてくると思います。今回はポケモンという人間ではないキャラクターでしたが、芸能系は、実在の人間でいろいろやってますので、もし個人から名誉棄損だということで攻撃された場合は、サークルは勿論続けられないでしょうし、イベント自体も、そういうものを売る場を提供しているのかということで、イベンターの責任を追及された場合、コミックマーケットそのものが今度こそ無くなるという危機もはらんでいると思います。ピカチュウの問題も、私が聞いた範囲では、キャラクターの名誉を傷つけた、架空の存在であるキャラクターであっても、エロチックなイメージを付されることによって、キャラクターの人格権を傷つけられた、ということで、それが著作権なのかどうかっていうのは実のところはっきりしないんですけれども、一種の名誉棄損ですね。

●ディズニーの同人誌はディズニーランドでは売っていない。

K: 過去に、ディズニーでミニーマウスがおっぱいを出しているって言うパロディの絵を描いた人がいたらしくて、まあ冗談で描いたんですけれども、キャラクターの清潔なイメージを損なったということで、ディズニーから告訴されました。今ディズニーのパロディをするという人はまずいないと思うのですが。まあうかつにやるとすぐに逮捕されちゃうだろうな、っていうのが、うすうす皆さん知っているからこそやらないんです。日本の著作権者は、ファンに甘いから、やらないだろうとていうことで、大きくなっていったのが、現在のマーケットなわけですよ。風向きがいま変わりそうだって言うことを、肝に銘じて欲しいです。気に入らなければ、雑誌社は、版権元は、コミックマーケットなどに対して同人誌の取り締まりを要求してくる可能性もあるわけです。
余談ですが、度肝を抜かれたのが、「コジコジ」のアニメの第1話。あれは登場人物がキャラクターの学校に通っているんですが、「大きくなったら、みんな有名なキャラクターになって稼いでくれ。ミッキーマウスやスヌーピーみたいに」って先生が言うと、生徒が「先生、ミッキーマウスってどんなキャラクターなんですか?」と聞くと「それはね、ここでは見せられないんだよ」って先生が言うんです。「どうして?」て聞くと、「それはね、ウォルト・ディズニーカンパニーが厳しいからだよ」って言うんですよ(笑)。それに対してディズニー社からの抗議は、漫画にもアニメ版に対してもなかったそうですが。まあ言葉自体に著作権は発生しないし、誹謗中傷でもなく、逆に有名なキャラだと言ってくれてるからですかね(笑)。

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