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●グッズと版権の危ない関係

A: 著作権、商標権の権利表記以外に、Kさんが見て気になるのはどんなことですか?
K: 著作権というのはキャラクターの権利を侵害しているかどうかで判断されるもので、一番強い権利ですね。ここで違反とされたらもう反論しようがないんですが、もう一つ「不正競争防止法」というものがあります。例えば自分でシャネルが好きだから、「シャネルのロゴをつけてテレカ作っちゃえ」と言って勝手に作って、一般の方がそれを見て「おっ、シャネルでテレカ出してるのか」といって買ったとしますよね。そうすると、本当ならシャネルのテレカを売る権利を持っている人の権利を侵害したことになるんですよ。アニメだと、エヴァンゲリオンのノートの権利を持っている会社というのが別にありますよね。エヴァンゲリオンのノートをサークルで作って売ってみた場合、本来ならそこの売り上げになるはずの金額を泥棒している、っていう言い方をされるんですよ。同じように、ポケモンのTシャツだったら、Tシャツの売り上げを本来貰うべき会社、権利をとって、きちっとお金を権利者に払って、売る権利を貰って作っている人たちの売り上げを盗んだことになり、その分の損害賠償が請求できるんです。
A: そうすると、グッズ作りというのはかなり危ないんですね。
K: 大変危険なところです。コミケカタログの中でも、下敷きが果たしてパロディ活動かどうかと提言されていましたが、下敷きが果たしてパロディなのか、それともファン活動なのか、って言われると、これは言いわけとしては苦しくなってくると思います。個人の作品とはちょっとかけ離れてくるわけですから、自由な発想で作った個人の作品という、パロディに因って立つ原点からはかなり外れてきますね。しかも人気のキャラクターの絵に頼って売っているものだとすればことさら…。不正競争防止法は割合簡単に、著作権よりはるかに簡単に成立します。というのは例えば裁判官あるいは一般の人がこれを見て「あっ、これってあのキャラクターのものだね」って見られたときには偽物と判断され、本来の権利者が「うちの商品ではありません」って主張した場合、一般の人が見て誤解を生じさせる商品は全て不正競争防止法の取り締まり対象となります。勿論、それも元著作権者の訴えが必要になりますけれども、著作権を認定する作業よりは、不正競争防止法の方がはるかに早く認定されますので、また、本来元の利益を享受すべき会社が失った利益をそのまま賠償として請求することもできますので、個人ではその賠償金額は払えないと思います。
A: 失った利益の大小に関わらずですか? ……少しなら駄目ですか?
K: キャラクターを模写したかどうかというよりは、一般の消費者が不利益を被ったかどうかという点で考慮されますので、シルエットだけであったり、一部が似ているだけでも、また量は10個であっても1000個であっても多い少ないに関わらず、この犯罪は成立してしまいます。グッズを作られる方は著作権と同時に不正競争防止法の点は良く考慮して、もう一度その点を良く理解された方がいいと思います。
A: 同人誌のパロディーはどうなるんでしょうか?
K: パロディに独自の著作権があるかどうかは長い論争があって、実際に裁判まで言った事例が大変少ないと思います。ですので未だにはっきりした結論は出ていないと思います。しかしグッズについてはあからさまにキャラクターの模写ですので、不正競争防止法で訴えられた場合は、著作権についても、「あなたがどういうつもりでこれを作ったんですか?」って聞かれたときに「いやー、このキャラクターが流行だったんで作りました」って言うと、「自分の作品というよりは、人気だからって言って稼ごうとしましたね」(笑)……っていうことで。

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