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イベント訪問シリーズ・第13弾

名古屋・男性向同人誌展示即売会
メンズコミック


▲会場になった名古屋国際会議場全景・正面やや右より
● MEN'S COMIC
●1998年3月8日
●11:00〜15:30
●名古屋国際会議場1号館「イベントホール」
●主催:やげざわ文庫内 メンズコミック準備会
●参加サークル数:504サークル 
●スタッフ数:(常設)39名(当日)15名+α 合計50〜60名
●一般入場者数:約2000人

▼主催者代表の「谷下沢哲行」(やげざわてつゆき)さんに話しを聞きました。 

AIDE:

17回目ということですが、何年前からやってらっしゃるんですか?

谷下沢:

一番最初は1992年の1月に始めたんです。まる5年、今年で6年目ですか。

A:

年に何回位やってるんですか?

や:

一応、2月と6月、10月頃をメドに年3回開催しているんですけれど、会場の都合で月がズレたりとかしてます。

A:

このイベントを始めたきっかけは何だったんですか?

や:

今も何人か残っているんですが、最初に始めたスタッフの中で、コミックマーケットに行って並んだ時、疲れ切ってホテル浦島のエレベーターの中で「また明日も並ばなきゃいけないのか。大手サークル名古屋に売りに来てくれないかなぁ」と。だったらそれを自分たちでイベントを作っちゃえと。
そういう僕たちの欲しい男性向けオンリーイベントをやろうというのがきっかけなんです。その時には私は一参加サークルでしかなくて、その主催者とスタッフとは長い付き合いだったんで、「そういうのをやるんだったらオレも何か協力するよ」ということで、最初の頃はチラシの絵を描いたりしてたんです。

A:

昔から同人誌には興味があったんですか?

や:

誰でもそうだと思うんですけど、ちょうど高校2年生の時に「機動戦士ガンダム」の本放送があった時代で、ちょうど盛り上がりかけてきた時で、その頃から一応この世界にはいるんです。

A:

やげさわさんが主催をやることになったきっかけは何ですか?

や:

それは、さっき言った友人が5回目まではイベントの代表者だったんですけど、6回目から家庭の事情でできなくなったんで、入れ替わって私がやることになったんです。

A:

メンズコミケというのでほとんど男性かと思っていたら、参加サークルの中にも女性がかなりいますよね。

や:

ええ、相当います。

A:

最初からそうなんですか?

や:

そうです、前からですね。
一番最初の頃は東別院青少年会館というところで150サークルぐらいにやっていた時期があったんですけど、別 にエロでもなんでもないんですけど、その頃から女性のサークルは来てました。
ここは男性が好むものを売っていればどのサークルも来れますんで、それが男性の好む本かどうかというのは向こうに判断を任せているので、それで全然本が売れなければ次から来ないと思うんですね。とりあえず試しに来て面 白くも何ともなければ、二度と来ないと思うんです。
でも連続して申し込んでいただいているんで、たぶんここに来て何か楽しいことがあるんじゃないかなぁと思っているんですけど。

A:

見てると10〜20%位は女性ですね。

や:

そうですね。

A:

それは意外だったんですけど、メンズコミックと言うので、失礼ですけどHな本だけかと思っていましたけど、それだけではないんですね。
イメージとしてはもっといやらしいかと思ったんですけど(笑)。

や:

イメージとしてはそういうのが付いているんですけど。



▲美術館を思わせる彫刻の前に並ぶ一般客。中庭にて。
 

A:

一番最初のメンコミというのはどういう形だったんですか?

や:

机10本で10サークル、一般参加者100人だったんです。

A:

そんなに少なかったんですか。

や:

ええ、そこから始まったんですよ。ですからそこには何か皆が求めるものがあったんじゃないかなと。
今から5、6年前には男性向けオンリーなんて、大上段に構えて「エロ本売りにいらっしゃい」なんてイベントはここしかなかっんじゃないかと思うんですよ。『男性向け同人誌展示即売会』ってチラシに書いてるようなところはなかったと思うんで、興味で集まって、そしたらコミックマーケット以外でも地方に来ても売れるイベントあるじゃないかと。

A:

売れる本の筋がこちらでは違いますか?いい本はやっぱり売れますか?

や:

ええ、いい本は売れます。何しろどこかのサークルさんだったんですけど、「コミ○○○では売れなかったんだけど、次のメンズに持ってきたら売れた」って。「おそるべしメンコミ」ってアンケートに書いてありましたけど、なかなか面白い現象で、いい本は売れると、面白くないものは売れないと。

A:

そうですか。

や:

最初は男性向けのサークルに来て欲しいなというのが出だしだったんで、創作の本が売れるとか、女の子のショタとか、るろうに--とか女の子のサークルが固まってるんですけど、そこのサークルさんも来てくれてるということは一応売れてると思うんで、いいモノは売れるということですね。
開場して間もなくはコミケットの東ホールを切り取ってそのまま来たように見えるんですけど、それが終わるとサークルさんとお客さんが和気あいあいと話をしてて割とのんびりしていて話ができるんで好きだという意見もあります。



▲会場内部。まるで工場の様に天井が高い。

▼会場問題はここでも深刻

A:

どこの主催の方もそうだとは思うんですけど、会場を借りるのは大変ですか?

や:

ええ、大変です。風当たりが強いんですよ。何しろこういう催し物ですんで、「あんたのところではいやらしい本を売ってるだろう」と。で、「なんとかしてくれ」と言われてますんで、遠回しに出てってくれということなんです。ここも次の6月7日使うのが最後なんです。

A:

この会場では何回位開催したんですか?

や:

13回目からここでやってますんで、次で計6回になりますね。

A:

この会場は即売会にはちょっと場違いなような気がするんですけど、何かのために作られた施設なんですか?

や:

名古屋の方で10年位前に『世界デザイン博』というのをやりまして、ここはその時に出来た施設なんですよ。その時にはまだここしかなくてですね、全然使い物にならないとこだったんですけど、あとで増設して2号館、3号館、4号館というのを建て増しするようになってからようやく使い物になるようになったんです。
それ以前は地方のオールジャンルイベントがあったんですけど、ちょっと金払いが悪いということで追い出された経緯があるんです。ここは会議じゃないところに対してはなかなか厳しい態度をおとりになるんで。

A:

会場費は高いんですか?

や:

ええ。いすも机も別に料金を払っているんですよ。

A:

名古屋ではこういうイベントをやる人達に貸してくれる会場というのはたくさんあるんですか?

や:

いえ、少ないです。思いっきり少ないです。

A:

限られる。

や:

ええ、そうですね。

A:

状況は東京よりも厳しいですかね。

や:

もう厳しいですよ。やっぱり文化発祥の地じゃありませんので。何しろ文化っていうんですかね、若者文化はあまり発展しない根腐れを起こしちゃうようなところですからね。何せのぞみ新幹線が止まらない。東京からいきなり大阪に行ってしまう。海外から来た大型アーティストは東京、大阪、福岡って行っちゃう位 ですから

▲入口横に置かれた当日用登録所。

同じく注意書き。▲


▼入り口で登録をやってましたけど…。

や:

あれは、てっとり早く言うとこのジャンルしかないものですから、18歳未満お断りとなっているんです。あとチラホラと他のジャンルもありますけど、18歳以下は困るわけです。一応それを制御するためと、総参加人数の確認のためですね。消防法の関係で千何百人とか2千人までしか入れないんで500サークル入って×売り子2人で1000人。あと何人入るかと。そうすると「今日○人会場に来ました」と言えるわけで。それにこっちもトータル出しやすいんで、次回カタログを作る目安になるんですよ。

A:

最初に登録する人もいるんですか?

や:

事前登録する人もいます。来てから登録する人も500人はいました。



▲こちらは入口の横に置かれた事前登録用封筒。

▼継続は力なり

A:

今後メンズコミケはどういう風にしていきたいですか?

や:

メンズの使命としては、生き延びることじゃないですかね。何しろ会場側からは遠回しに出てってくれって言われてますからね。
生き延びる方法をどんな手段を使っても探っていって、メンズコミケテイストなるものを残していって、皆が求めているものを残すと。それを目指しているんですね。そのためには継続は力と言いますし、とにかく回数を重ねていって、いずれはオールジャンルイベントになって皆が楽しめればいいなと思っています。

A:

名古屋ではこれからも同人誌というのが意外にしぶとく生き残っていきますかね。

や:

いいものがあれば人は集まって来ると思うんですよ。手抜いたらおしまいだと思うんで。
それは前にアンケートに書いてあったんですけど、「東京以外のイベントはつまらないと思っていたけど、そうじゃないんだな」と。たぶん皆さん東京のイベントは面白い、地方のイベントは大したことないという概念があると思うんです。だから続けていってウワサで「メンズコミックというのがあるぞ」と。
来てみて、あぁ、面白いんじゃないって思ってもらえれば、また、思ってもらうためにはやめちゃうとしょうがないんで、どんどん続けていくと。とにかく続けていくことが重要だと、そう思ってるんです。

A:

そうですか。あと何か言いたいことはありますか?

や:

近いうちにちょっと大きなことをやるんで、その時にはいろんなサークルの皆さんに来てもらいたいですね。


▲この会場付近にはコンビニが無いので主催者が飲物を売っている

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