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特 集

行ってみるシリーズ第11弾

東アジア漫画探検
台湾の漫画便利屋を覗く

士林店・漫画便利屋の店長は高校生…?(2)


●ちょっと真面目にマンガ・アニメ論

AIDE:

この前来た時、みんなでTVを見てたんですけど、よく一緒にTVを見るの?

顧:

ニュース番組とか、新作アニメの放映がある時は見ます。あと、新作のビデオが来た時にも見ますね。

A:

それは商品チェック?

顧:

いいえ、ビデオはお客さまへのサービスとして流しています。

A:

店長とお客さんとの交流はよくあるんですか?

顧:

ええ、よくありますよ。わたしたち店側がまだ知らない新製品情報なんか知っている熱心なお客さまも多いので、情報を教えてもらうんです。

A:

お客さんの男女比は?

顧:

女性が多いです。女性の店長は女の子向けの商品に敏感ですから、女性客が多く集まるんです。この店は6割くらいが女性客です。
以前はもっと女性客が多かったんですが、男性客が離れていってしまうと困るので、なるべくそうならないように努力しています。

A:

イベントに行ってみると、日本より参加者の年齢層が低いみたいだけれど、お客さんの年齢層は?

顧:

小学生以下のお客さまは少ないですよ。ほとんどが中高生以上、退社時間を過ぎた夜にいらっしゃる方は社会人が多いです。

A:

日本にはマンガやアニメは子どもの物という考えの人もいるけど、台湾ではどうですか?

顧:

台湾でも、未だにそういう意識は強いですね。

A:

教育上良くないとマンガやアニメを禁止する親も?

顧:

いますよ。でも、以前の状況を考えると、現在はマシになってきました。日本はマンガやアニメの歴史が長いのに、未だにそんな考えの人がいるんですか?

A:

子どもが何か悪い事をするたびにやり玉にあげる人とか。手塚治虫さんの時代から、ずっとそんな問題はあります。手塚さんなんかはそういう風潮と闘ってきた。だから、今そんな事を言う人は少ない。手塚マンガが教育上悪いとか言ったら、逆に馬鹿にされます。

顧:

現代は忙し過ぎて、親子のコミュニケーションが不足しているんですよ。だから、子どもが悪い事をすると、マンガやアニメに責任転嫁してしまう。

A:

日本の場合は、もっと複雑です。マンガやアニメが市民権を得ているから、却ってマンガやアニメを叩きづらくなってきている。マンガやアニメに関しては、日本はアメリカより自由だと思います。と、言うよりはのうてんき、かな、同人誌なんかはすそ野が広くなり過ぎて、創造性の高い物は少なくなった。どこを切っても同じみたいな。
……でも、その層の厚さがあるから中に一つ二つ煌めく物があったりする、それでいいんだと思うようにしています。
そういう状況が許されるのが、自由な社会だと思いますよ。

顧:

学生なんかだと、考える力が不足していますし。

A:

文化と言うのは裏表があって、良い点も悪い点も合わせ持つのが文化だと思うんですが。

顧:

台湾の文化も同じだと思いますよ。

A:

PTA推薦のマンガなんて、誰も読まないでしょうね。親に反発した子どもが成長して、またその子どもに反発される。いつの時代も、その繰り返しです。

A:

話しを戻しますが、台湾で売られているマンガやアニメビデオは一般的に日本より安い。でも、これは日本人から見た感覚で、台湾の子どもたちから見ると決して安い価格ではないと思うのですが?

顧:

そんな事ないですよ。台湾の子どもにとっても高くはありません。台湾は日本に比べてまだ生活水準が低いから、物価も安いし高い値段の物は売れません。
それに、子どもは版権に対する意識が低いので、海賊版の安価なグッズ類が未だまかり通 っているんです。


▲店内は細長く本やグッズがぎっしり!

●手に入れにくい通販グッズ

A:

仕入れは店長さんの権限でやるんですか?

顧:

はい、そうです。

A:

じゃあ仕入れのために情報収集をしないと。

顧:

台湾の商品は、店の方に会社から売り込みセールスが来るから大丈夫です。
日本の商品は『ぱふ』や『ニュータイプ』など日本の専門誌から情報を集めないとなりません。この2冊は、必ず店に置いておきます。

A:

『ぱふ』は同人誌の情報に強いでしょう?

顧:

ええ、同人誌の情報がいっぱい載っていますね。広告なんかも多いから、いろいろ参考にしています。そういう専門誌の広告などをチェックして、台湾での人気と照らし合わせて仕入れをします。
昨年の初め頃からは、日本の商品を専門に輸入する商社からもFAXでカタログを送ってもらうようにしています。

A:

マンガのカタログ?

顧:

関連グッズのもあります。ただ、書籍とグッズは別の商社が取り扱っています。
ウチがよく使っている商社は、書籍専門のが3・4軒、グッズ専門のが2・3軒あります。日本人が社長の会社もあります。

A:

そうすると日本の情報はほとんどタイムラグなく伝わってくるんですか?

顧:

はい。でも、やっぱり努力が必要ですけど。

A:

今1番仕入れたい物は何ですか?

顧:

日本の同人誌や同人グッズ、商業誌の全員プレゼントなどのように、日本国内の通 販でしか買えないものですね。通販オンリーの物を専門に扱う輸入代理店はありませんから。
専門誌で通販の広告を見て、欲しい物があって個人で申し込もうと思っても、海外の人は買えない場合も多いんです。もし買える場合でも、わたしは日本語が出来ないから注文するのが大変です。

A:

通販のコマーシャルが店に来るの?

顧:

『ぱふ』や『ニュータイプ』に広告が載ってます。

A:

台湾でも中国語の『ニュータイプ』が出ているの?

顧:

いいえ、日本語しかありません。日本語はできませんが、写真を見れば内容はなんとなく解ります。日本語の解読より、商品を入手する方が難しいんですよ。


●国籍性別問わずビジネスは能力次第

A:

話しは変わりますが、おいくつなんですか?

顧:

27歳です。(笑)

A:

若く見えるなぁ。失礼だけど小学生でも通るかも。

顧:

ベビーフェースで背が低いから、年齢より若く見られます。(笑)とても店長には見えないでしょうね。

A:

結婚されてないんですよね?

顧:

まだです。

A:

日本人から見ると、こんなベビーフェースで若い女の子が店を全部まかされているっていうのは、ちょっと信じられないと思うなぁ。

顧:

台湾は、日本より社会的に混乱している面があります。でも、却って社会的規制が少なく、自由な面 もあるんです。それが台湾の良い所です。だから、外見で人を判断することは少ない。わたしは若く見られるから、アルバイトに間違えられることはありますが…。

A:

でも、台湾では女性のオーナーって多いじゃない?

顧:

ええ、だから年齢的に若く見えるから間違えられるだけで、女性だから店長じゃないと思われてるワケじゃありません。台湾では、マンガ専門店以外にもブティックやレストランなど女性のオーナーが多いです。

A:

なぜ多いか日本人に理由を教えてやって下さい。

顧:

女性にその能力があるからです。男性にも当然ありますけど。(笑)どこの国でも同じです。日本は社会的な規制が多いから、女性の社会進出が困難なんでしょうね。能力を活用出来ないなんてもったいない。

A:

この店を今後どのようにしていきたいですか?

顧:

しばらくは、現状維持が出来ればと思っています。

A:

最後にAIDE新聞の読者の人たちに、何か一言。

顧:

同人誌の歴史が20年以上もある日本が羨ましい。これから、台湾の同人誌も日本の同人誌と同じように成長していけるように頑張りたいと思います。

A:

本日はどうもありがとうございました。

顧:

どう致しまして。

■以上 テープおこし、翻訳アシスト、コーディネートは“たいらめぐみ”さんです。… 感謝。

●最新情報−台湾での「エヴァンゲリオン」のTV放送は都合により、3月下旬から中断されています。 詳しいことは次号本紙で……「顧」さんに聞いてみます。

≫読者プレゼント≪ 

▼「AIDE新聞」を持参した人にはこのカードをプレゼント

●このカードはこの店の品物が全品10%引きになるそうです。
詳しいことは顧店長にお聞き下さい。

(続く)


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目次
行ってみるシリーズ第11弾
東アジア漫画探検 台湾の漫画便利屋を覗く
JB漫画便利屋・新竹店の店長に話しを聞いてみる
士林店・漫画便利屋の店長は高校生…?
ちょっとコーヒーブレイク(たのしい台湾エヴァ)
イベント訪問第13弾
メンズコミック
イベント1ページレポート
EDEN III
イベント1ページレポート
D・PROJECT2
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