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特 集

行ってみるシリーズ第10弾

東アジア漫画探検 COMIC WORLD 台湾1

サークルインタビュー(台湾)
尾崎南FC・南の世界


▲左側から会長の許玉慧(玉慧)と副会長の徐雅文(雅文)さん

【注1】通訳:本郷さん・たいらさんとAIDE側にも通 訳が一人いる。
【注2】本郷・たいらとさんと「南の世界」の二人は友人同士。/おおまかな通 訳をしながら内容の補足説明や解説を差しはさんでいる。

AIDE:

台湾で、なんで尾崎さんが人気があるんですか?

玉慧&
雅文:

It's a feeling!(フィーリングですね)感覚がとてもすばらしい。それと瞳(め)の描き方がとても奇麗なので人気があります。

A:

尾崎南さんの本を知ったのはいつごろですか?

玉&雅:

91年です、6年前から。

A:

尾崎さんの他にもいろいろな作家さんの作品があったと思うんだけど、なんで尾崎さんなんですか?

玉&雅:

え〜と、言葉で表せるものではなくて、感覚でピーンときてしまって。とにかく一番好きになったんです。

A:

尾崎さんひとすじ?

玉&雅:

『ハイ!』(日本語で返答)

A:

台湾で尾崎南さんのファンクラブをやっているのはあなたたちだけですか?台湾では唯一?

玉:

同人誌を作ったりして活動を公開しているサークルはうちだけです。もしかしたら、友達同士2〜3人だけのコピー誌回覧みたいなものはあるかもしれません。

A:

尾崎さんの方には公認とかされているの?

本:

いえ、公認ではありません。

A:

でも、会ったことはある?

玉&雅:

あります、あります!

本&た:

96年の3月に尾崎南さんの原画展が開かれた時に、私たちが彼女たちのためにチケットの手配をしたんです。その日程に合わせて来日して、プレゼントを渡しました。その時の原画展では、尾崎先生がとても気さくにファンとお話しや握手をしてくださって、彼女たちを先生のところへ引っ張って「台湾から来たファンの人たちです」と紹介したら、ファンクラブの会誌に載ったんですよ。

A:

尾崎南のファンクラブの雑誌なんてあるの。

た:

解散してしまいましたから今は無いんですけれど、当時はありました。

 


■台湾オリジナル人形劇「布袋戯(プータイシー)」て何だ?

A:

他にはどのような活動をしているんですか?

玉:

今は同人誌を作るだけで、あとは時々ミーティングを開いています。

雅:

3ヵ月に一度くらい友達同士で会合をします。会合と言っても一緒にお茶を飲むぐらいですから、あとは同人誌を作るだけです。

A:

そうですか。失礼ですがおいくつなんですか?

雅:

私は26歳です。

玉:

私は31歳です。

A:

普段は何をされているんですか?

玉:

私は会社で経理の仕事をやってます。

雅:

私はOLです。

た:

二人ともいわゆる日本で言うOLです。ただ31歳の彼女の方は経験も長いので、会社の中でも会計という専門的な仕事なんです。

A:

なるほど。それで台湾の中での具体的な同人の活動というのは……。

雅:

台湾ではゲーム関係のサークルが多いですね。

玉:

それと、アニメや「布袋戯(プータイシー)」

本:

あ、すいません。ちょっと補足させてください。
アニメやゲーム関係のサークルが多いというのは日本と同じなんですけれど、特筆していただきたいのが台湾独自のジャンルである「布袋戯」なんです。これは人形劇なんですが、この人形劇を大好きな人たちの同人誌がとても多いんですよ。
なぜかと言いますと、この人形劇というのがNHKの「八犬伝」とか「三国志」のような奇麗なものなんですが、ストーリーが非常に同人的と言いますか…。何百年も寿命を持ったキャラクターたちが恋愛物語とかをするんですが、バイセクシュアルの人がいたりホモセクシュアルの人がいたり、非常にキャラクターの恋愛模様が楽しい作品らしいんです。
はっきり言ってしまうと、同人ノリで同人のハートをがっちりキャッチ!と言ったもので…。今回出ているサークルでもこの人形劇のファンの同人誌と言うのが多いです。

 


■いずれも同じ同人心理

A:

そうなんですか。それが台湾独自のジャンルなんですね。あとですね、あなたたちの感じることでけっこうですから、日本の同人誌サークルと台湾の同人サークルとの決定的な違いというのは何だと思いますか?

雅:

マンガが好きだという心は同じだと思います。

玉:

違うところと言うと、環境が一番違います。自由な活動とか、豊富な道具とか、そういうような環境がまるっきり違います。

A:

違います?でも見てると、日本で手に入るような物がずいぶんと手に入っていますよね?

玉&雅:

それはいろいろ交流があって、友達付き合いで足りない物をまかなっているからあるように見えるんですけど、偏りはあるんですよ、実は。

A:

日本には来たことありますか?

本:

玉慧さんが4回、雅文さんが2回だそうです。

A:

こういう同人活動とかをやってて、親とかに何か言われたり、あと社会的に白い目で見られるような事ってないんですか?

玉:

秘密です。『ワカラナイヨ』(日本語)

A:

ホントに?じゃあここに来ていること知らないの? どういう理由でここに来ることになってるの?

玉&雅:

お友だちに会うために、と言うことで(笑)。

本&た:

「日本人のお友だちが旅行で台北にやって来るので会いに行く」という口実だそうです(苦笑)。じゃあ、もし私たちが台湾に来なかったらどういう理由にしていたのよ?

玉&雅:

「台北に遊びに行ってきます」と嘘ついていたでしょうね。

A:

え、何? 君たちどこに住んでるの?

本:

高雄市です、台湾の南方都市の。往きは列車に五時間半乗って、帰りは国内線の飛行機だそうです。

A:

ああ、高雄から来てるの。高雄の方は同人誌活動はどうなの?

玉:

ありませんね。

雅:

高雄では同人誌サークルはほとんどありません。台北・台南・台中などに集中しています。

(ここで簡単な台湾の地図を書いて都市の位置の説明が始まる)

  
 これが台湾の地図だ。上が北だぞ!

 

A:

ああそうかそうか、高雄から来たって事は台北とは事情が違うんだね。高雄の人から見て、台北の人ってうらやましい?

雅:

いーえ!日本に住んでる人の方がもっとうらやましいですよ!

A:

いやいや(苦笑)。ここで聞きたいのはそういう事じゃなくて、台北と高雄の違いについてちょっと知りたかったんだ。

雅:

台北の方がサークルが多いですね。

A:

高雄と台北はやっぱり違うんですね。どうもおかしいとは思っていたんですよ。

本:

台北は何と言っても首都ですから。

A:

たとえば……(地図の東側を指して)こちらの方には何かあるんですかね?

玉:

ホァリェン。

た:

「花蓮」、花の蓮と書きます。

玉&雅:

花蓮はマンガファンの人口が少ないので、高雄や南の方と合流して行動しているようです。

た:

どっちかと言うと台北より台南の人のほうがパワフルで親日家です。

A:

あ、そうなの。

た:

やっぱりほら、東京と大阪の違い……。

A:

はいはい。ああ、大阪って感じなの!

本:

そうですね。高雄は商業の街ですので、台北が首都で台湾第一の都市だとすると、高雄というのは台湾第二の都市で商業都市です。大体、そうですね、東京と大阪の違いのようです。

A:

そうしますとこの辺ってのは(手描き台湾地図の真ん中・台中あたりを指す)名古屋って感じ?

本:

名古屋ほどのパワーは無いですね、名古屋はあれで独特のパワーがありますから。

 


■どさくさにまぎれてちょっとコマーシャル

A:

今日は売れてますか?って聞いてもらえますか。

玉&雅:

よく売れてますー。

た:

新しい本を持ってきたんですけど、それは全部売れたみたい。

A:

どこで印刷するの?

雅:

同人誌専門ではなくて一般の印刷会社です。特別な所ではありません。

A:

ああそうですか。じゃ、共信印刷をよろしく(笑)。

玉&雅:

わぁー!

本:

(台湾人に)コミックマーケットのカタログはこの人の会社が印刷しているのよ。

A:

いつも四苦八苦しながら印刷していますよ(笑)。夏は二分冊で11万冊も印刷しました。紙はロール紙で103本です。

雅:

すごーい!

た:

日本の印刷は(彼らの)あこがれなんですよ。

 


■夢は国境を越えて……

A:

日本の同人誌の人とかコミックマーケットの方とかに何か言う事はあります?

玉&雅:

ええっ!う〜んと……。

A:

いや、そんな大したことじゃなくていいんです。

雅:

できたら、ファン同士もっと交流したいです。

A:

いや、日本の人たちも多分交流したがっているんですけど、どうすればいいのか分からないんですよ。

玉:

普通に(台湾で)ファンをやってたら日本人と知り合うきっかけなんか無いですからね。

A:

でもコミックマーケットに行って「私は台湾人です」って言えばきっと話しかけてくるよね。

た:

でも日本語話せませんから…。

A:

ああそうか、そうだよねぇ。

本:

アメリカ人や台湾人に限らず、外国人のファンと言うのは語学力とファンのテンションと言うのが全然一致しないんです。

A:

だから言葉が出来る人のほうが交流できちゃうんですね。これからどんな事をやっていくんですか?

玉:

98年に台湾で、一般に向けて広くファンクラブを作ります。

A:

尾崎南さんの?

本:

今のところは知り合いのファン同士が集まっている団体ですのでそれをもっと台湾全土にひろげて、台湾の尾崎南ファンクラブとして広くファンを結集し、大きなものにしたいそうです。

A:

えっと、それは台北の人も含めた同人誌の?

玉:

そうしたいです。

雅:

尾崎南のファンの中でマンガを描いている人は多いんですけれど、本当に同人誌とか、マンガを描ける人が少ないので。今は高雄方面 の小規模な集まりですけれど、全国規模で人を集めたいと思っています。

A:

頑張って下さい。日本に来たら共信印刷へでも来てください(笑)。
またお会いしましょう。

玉&雅:

ありがとうございます。

いまいちきっちりとまとまりきれないインタビューでしたが、本郷さんにテープ起こしを頼んだおかげで何とかなったようです。やはり言葉の壁は大きいです。

台湾の漫画便利屋店長の話しは次回送りになりました。

(続く)


5

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目次
行ってみるシリーズ第10弾
東アジア漫画探検 COMIC WORLD 台湾1
写真レポート「会場風景」
写真レポート「布袋戯(プータイシー)」
日本から参加したサークルに聞いてみる
サークルインタビュー(台湾)尾崎南FC・南の世界
参加レポート 「カラオケの艦隊」本郷正子
企業ブース出現!
西4階の一角に何やら新しく出現したイベントスペース
委託コーナー担当の「竹山耕一」様に話しを聞きました
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